生活支援体制整備事業
2025年には団塊の世代の方々が、75歳以上の高齢者になります。国民の4人に1人が75歳以上になり、5人に1人が認知症になると言われています。高齢になっても、住み慣れた地域でいつまでもいきいきと暮らすためには、どうすれば いいでしょうか?
生活支援コーディネーターは、地域の高齢者のみなさんが、上記のような集いの場や活動に参加できる機会を増やすため、地域のみなさんと話し合い、新たな仕組みづくりに取り組んでいきます。
※生活支援体制整備事業は、介護保険制度に位置づけられた事業です。
具体的な 事業内容
① 高齢者の方の生活における困りごとや地域資源の把握
アンケート等で把握した高齢者の方の困りごとを、新たな活動づくりに活かします。また、地域の会議等で地域資源(地域の介護予防の場や集いの場 )やサービスを把握し、一覧表やマップを作成します。
②新たな地域資源やサービスの立ち上げ支援
高齢者の方の困りごとをもとに、地域とともに、新たな地域資源(介護予防の場や集いの場)、サービスを立ち上げます。
(例)
・集合住宅での交流の場づくり
・定年後の男性の集いの場や活躍の場づくり
・地域主体のちょっとした困りごとに応えるサービスづくり
・新たな場所での百歳体操の開催 等
③既存の地域資源やサービスの継続支援
既存の地域資源(介護予防の場や集いの場)やサービスの活性化や継続を支援します。
(例)
・地域の体操や交流の場の継続支援
・各地域の百歳体操の継続支援 等
④新たな担い手発掘のための活動者養成講座の開催
地域でのボランティア活動等に興味のある方を対象に、活動者養成講座を開催し、新たな担い手を増やします。
⑤新たな活動の場の発掘
地域で活用できる場所を発掘し、新たな活動につなげます。
(例)空き家・空き店舗・福祉施設の空き部屋等を活用し、サロンや百歳体操を実施する 等
⑥サービスの実施情報の周知
把握している地域資源(介護予防の場や集いの場)やサービスの情報を 、地域のみなさんに分かりやすくお届けします。
生活状況(生きがいづくり)に関するアンケート調査報告書
平成30年度に、「地域とのつながり」をテーマとし、区内在住の高齢者の方へ広く意向を問うため、アンケート調査を実施しました。
天王寺区版 つながり情報誌
みなさんの声をもとに、地域にあるつどいの場や、いろいろな活動、暮らしに役立つ情報をまとめた「天王寺区版 つながり情報誌」をリニューアルしました!
生活支援体制整備事業通信
地域の高齢者の方の生活に役立てていただくため、通信「つながりお届け便」を発行し、事業内容や地域の活動を紹介します。
昭和男の体操教室
定年後の男性限定で、セカンドライフを健康に、楽しく過ごせるよう、「昭和男の体操教室」を実施しています。
ストレッチ体操をすることだけが目的ではなく、参加者のみなさんどうしのふれあいを通した生きがいづくりを目指しています。ご興味のある方は、ぜひお問い合わせ下さい。
日 時:毎月第1・3(火)午前10時30分~12時
場 所:天王寺区老人福祉センター大広間(生玉寺町7-57)
会 費:毎月 500円
持ち物:水分補給用の飲み物、タオル ※運動しやすい服装でお越しください
講 師:第1(火)には理学療法士が分かりやすく指導してくれます
お問合せ
天王寺区社会福祉協議会 生活支援コーディネーター
☎ 06-6774-3377
FAX 06-6774-3399
月曜日~土曜日(日・祝・年末年始を除く)
午前9時~午後5時30分